03/29 (月)更新
送り出し機関とは?優良な送り出し機関の見分け方も解説!
最近の日本社会では外国人労働者の姿を見ることが多くなってきたのではないでしょうか?
コンビニや飲食店、介護施設・建設現場では外国籍の職員が急増しつつあります。
ただ言葉も文化も違う外国人がいきなり何の知識もなく、日本で働く事はかなり難しいでしょう。
この外国人達が日本での職務や日常生活を円滑に行えるように訓練しているのが「送り出し機関」になります。
この送り出し機関では具体的に、どんな業務を行っているのか?
また企業が外国人を雇いたくて送り出し機関を選ぶ場合どんな事に気をつけた方がよいのかを解説していきます!
送り出し機関とは
送り出し機関とは、海外の日本で働きたい技能実習生達を募集し、職業訓練や日本語教育を行った後に、日本に技能実習生を送り出す機関の事をいいます。
この送り出し機関はどこの国にでも存在している訳ではなく、送り出し機関の多くは、二国間協定を結んでいる国に存在しています。
送り出し機関は政府が認定をしている所以外の団体も多く存在するのですが、認定外の所ではこれまでに様々なトラブルが発生した事例もある為、あまりおすすめは出来ません。
政府認定の送り出し機関の送り出し機関を利用する場合は、紹介料等の金銭も発生せずに、トラブルがあった場合にも政府が対応してくれるので安心して利用出来ます。
現在政府に認定されている送り出し機関は以下のようになっています。
「中国」「ベトナム」「カンボジア」「インド」「フィリピン」「ラオス」「モンゴル」「バングラディッシュ」「スリランカ」「ミャンマー」「ブータン」「ウズベキスタン」「パキスタン」「タイ」「インドネア」
送り出し機関役割
送り出し機関は、ただ日本の監理団体に実習生を送り出しているだけではありません。
受け入れ先の企業や実習生が仕事や日常生活で困らないようにきちんとした教育を施している機関になります。
技能実習生への職種訓練
送り出し機関は、技能実習生が日本で円滑に就労する事が出来るように職種別の訓練を行っています。
この送り出し機関で訓練を積んでいる事から、日本で就労する際には作業に対する基盤が出来ていますので、受け入れ先の企業はスムーズに指導する事が出来ます。
日本語・マナーに対する学習
技能実習生が日本に入国したからの生活で困る事がないよう、日本語の文法・会話・聴解・読解を網羅的に学習させて、日常会話をほぼ理解出来るレベルに育てています。
また母国のマナーと、日本でのマナーが異なる場合があるので、日本での生活ルールやマナーを教えています。
その後、面接や試験にて合格者を日本へと送り出しているので意思疎通が全く取れない等の心配はありません。
健康診断・出国支援の実施
技能実習生は日本に入国する前に健康診断とパスポートの発行手続きが日本の監理団体により行われます。
これにより、健康できっちりと手続きを行った実習生の入国が送り出し機関により保証されています。
日本で就労している技能実習生のケアとトラブル時の対応
送り出し機関はただ実習生を送り出しているだけではありません。
実習生が日本に入国した後も、監理団体と連携して実習生の状況把握に努めなければなりません。
日本で働いている実習生のケアや、トラブルがあった場合の対応を行うのも送り出し機関の重要な役割の一つです。
技能実習生の帰国手続きとその後のフォロー
技能実習生が期間の修了後や急遽母国に帰る事になった場合は、スムーズに帰国出来るように、必要な手続きや、母国の家族への連絡等を送り出し機関が行います。
また帰国した技能実習生に対しての再就職支援も行っています。
送り出し機関を選ぶ時の注意点
送りだし機関の選び方としては、事前に調査を行い、企業にあった実習生を育てている、送り出し機関から選ぶ事をおすすめします。
良い送り出し機関の例
・政府認定の送り出し機関
・二国間協定によって紹介料金の請求を行う
・送り出し機関の担当者が、日本語能力が高く、適切な対応を行ってくれる
・日本に送り出し期間の支部がある
悪い送り出し機関の例
・送り出し機関への入校料金が相場よりも高く、本人に高額な料金を支払わせている
・企業の担当者に対して採用時のキックバック交渉を持ちかけてくる
・現地面接の際に過剰な接待が行われる
ベトナムの送り出し機関
ベトナムには、ベトナム政府や日本の外国人実習機構が認定した送り出し機関が多く、安心して訓練を積んだ優秀な人材を選んで頂けます。
ベトナム人は勤勉で、母国の家族の為に一生懸命に働くので受け入れ側も安心して雇用する事が出来ます。
「SELECTでは日本人が校長を勤めているベトナムの送り出し機関の「ADG」と提携しています。」
「ADG」では日本語と技術の教育に特に力を入れており、受け入れ企業の業種に合わせて特別研修も行っている事から、これまでに受け入れて頂いた企業様からは非常に高評価を頂いております。
まとめ
技能実習生を雇用する場合には、現地の送り出し機関の選び方が非常に重要になります。
ただ企業が自ら探す方法もありますが、人材派遣会社や監理団体に依頼して雇用する方法がオーソドックスなので手間の心配をする必要もありません。
SELECTではベトナムの送り出し機関との提携や、全国対応可能な人材派遣会社・監理団体とも提携していますのでお気軽にお問い合わせください!
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