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07/16 (金)更新

来日する外国人が急増!? 外国人が感じる日本の魅力とは?

訪日外国人観光客を街中で見かけることも増えています。

アジアでも近年日本は非常に注目されており、旅行や留学で来日する人数が年々増えています。

そして日本企業のグローバル化に伴い、外国人労働者数も年々増加傾向です。

厚生労働省の調査によると、コロナ前の平成30年10月末現在での外国人労働者数は約146万人で、前年同期と比べて14.2%も増加しています。

この増加している中で『外国人の会社選びのポイントはなんでしょうか?』

日本企業でもグローバル化と人手不足をうけ、外国人社員の採用が増えていますが、採用活動や採用後の定着に問題があったりするケースも少なくありません。

言語や文化の違う、『外国人にとって日本企業の魅力』や『日本に興味を持つ外国人の雇用』について説明していきます。

外国から注目を集める日本の魅力は

コロナが流行する前まで、世界的に「観光ブーム」になっており、世界各国の観光名所が一気に注目され始めたのです。

そして魅力的な数ある国々の中でも日本は世界的に知名度の高い観光地として大きな注目を集めていました。

伝統的な文化

食文化や木造建築、着物や工芸品など、日本の伝統的な文化に対する注目は非常に高まってきています。

海外にない文化的建造物の観光、日本でしか購入できないモノはもちろんのこと、母国では体験できない日本独自のアクテビティにも、大きな注目が集まっています。

日本の漫画やアニメやゲーム等は海外でも一部爆発的な人気を集めています。

リゾート地としての人気

日本では世界でも稀に見る程、「春夏秋冬」がはっきりしています。

沖縄や北海道は同じ日本という国でありながら、異なるリゾート地としての局面を持っているので、色々なリゾート地として楽しめる所が海外の人々からも高い評価を集めているのです。

そして欧米のリゾートよりも比較的安価で、サービスは先進国としては高いレベルのものを受けられるということで、アジア各国からも毎年多くの観光客が訪れています。

進歩的な都市構成

洗練された日本の都市そのものが海外からの評価を得ています。

耐震性と先進性を追求した日本の土木・建築技術は欧米はもちろんのこと、経済成長が著しいアジア諸国からも見学に訪れるほどで、日本の技術を輸出する上でのプロモーションにも役立っています。

建築だけでなく、きちんと整備され、清掃が行き届いた日本の景観や、隅々まで張り巡らされた交通インフラなど、海外にはないものを日本は数多く持ち合わせています。

都市開発という分野において、日本は良い典型例を外国人に示すことができているのです。

外国人が日本で働きたい理由は

日本で多くの外国人が就労していますが、外国人の国や地域によって働きに来ている目的は様々です。

日本にいる外国人労働者達の仕事選びの時どのような事見ているのでしょうか?

外国人労働者達の「仕事選びのポイント」をまとめると、以下のようになります。

・給与は良いか

福利厚生は良いか

労働時間は適正か

学ぶ機会はあるか

これらの「仕事選びのポイント」の他にも各国からは、母国では得ることの出来ないメリットを求めて日本に来日しています。

ここからは、外国人労働者達はどのようなメリットを感じて日本に就労しに来ているのか説明していきます。

外国人が日本を選ぶ一般的な理由

外国人が日本で働きたい理由として一般的に挙げられるのは、以下の理由の通りです。

・日本が好き

・日本は治安が良く人のマナーが良い

・日本企業のイメージが良い

・保険や福利厚生が充実している

外国人が挙げる日本で働きたい理由で多いのは、「日本が好きだから」です。

日本の治安の良さは世界一と言われるほど、日本は安全で住みやすい国です。

日本人はレストランやショッピングモールでもマナー良く振舞い、電車やバスなど公共の場所でルールや順番を守ります。その姿勢は、外国人から見ると珍しく、素晴らしいことだと感じるようです。

留学生として日本に来て、日本の友達ができたり生活が気に入ったりしてそのまま日本で就職活動をする人も多くいます。

そして、日本企業の手掛けている製品の品質は世界でもトップクラスで良いことは周知の事実です。

そのイメージの良さが、多くの外国人が日本で働きたい理由の一つです。世界中に日本の製品は流通し、その技術の高さや品質の良さには定評があります。そのため、日本の最先端のテクノロジーや技術を学びたいと思う人も多いるのです。

欧米の人々が日本で働く理由は?

欧米人の場合、日本のものづくりの技術や文化に惹かれて日本に興味を持つことが多いようです。

また日本でも大ヒットした「ワンピース」や「ナルト」「ポケモン」等のアニメやゲームの影響により、日本で働きたい人も非常に多くいます。

母国で就職するよりも就活しやすい

欧米諸国では、日本よりも学歴重視な傾向にあり、就職先も大企業に人気が集中しています。

就職のハードルや競争率も非常に高いので、求職者はおのずと語学力や知識が高くなります。

なので母国で就職するよりも、「グローバル化」の発展に乏しい日本の方が就職活動しやすいという側面があるのです。

キャリアアップのため

欧米では自身のキャリアアップのために日本で働きたいと思っている人が多くいます。

日本企業の各国支社に勤めていて日本に興味を持ったり、会社のビジョンに共感したりすることが日本で働きたい理由になります。

外国企業では英語を話せるのは当たり前ですが、日本企業ではスキルがあり、英語を話せる人材は貴重なので、能力や貢献度に見合ったキャリアアップが出来ます。

福利厚生や医療制度が整っている

アメリカやヨーロッパからの外国人労働者では福利厚生や保険が整っていることがメリットとして挙げられます。

日本の医療制度は他の国に比べて技術水準が高く、保険が適用されるので安価に治療を受ける事が出来ますので、万が一の場合に安心して治療を受けることができるのです。

アジアの人々が日本で働く理由

アジアの国々では、日本よりも生活基準が低い国が多いので、日本で働けば母国で働くよりも給料が高くなります。

また生活環境も母国よりも日本の方が良いので、日本に来日したがる人達が非常に多くいます。

日本で高い技術を身につけるため

日本で高い技術を身につけて将来母国で活用したいと思っている外国人労働者もいます。

アジアの各国では、まだ日本に比べて技術発展が追い付いていない国が多くあるので、日本で高い技術を身に着けて母国で活用しようと考えている外国人労働者は多くいます。

母国よりも給与が高い

アジアの国々からの外国人労働者では、「母国で働くよりも日本で働く方が給与が高いから」という理由があります。

外国人の労働者達は日本で高い給料を得て、家族のために母国に送金をするのです。

給与を理由とするのは特にフィリピンやベトナムなど東南アジアの人々に多く、中国・韓国・シンガポールなどでは職種によっては日本と給与が変わらなくなってきています。

日本に興味を持っている外国人と企業がマッチングする方法

外国人の雇用は「人手不足」「グローバル」「技術進歩」等の色々な用途によって需要が急増しています。

『この外国人労働者達を雇う為にはどうすればいいのか?』この具体的な方法」について説明していきます。

大学・専門学校からの紹介

専門学校・大学・大学院のなかには、外国人留学生の就職をサポートしているところもあるため、就職課に直接コンタクトして求人を出したり、インターンの募集を行ったりする事でマッチングが出来ます。

公共機関の活用

ハローワークや外国人雇用サービスセンターなどの公的機関を通して採用をする方法もあります。

日本は外国人の国内雇用の推進に力を入れているので、事前の知識がなくても外国人の雇用に関しては基礎的な部分からサポートしてくれます。

広告の活用

もっともメジャーな方法は、求人広告や求人サービスの活用です。新聞・雑誌のほか、外国語のポータルサイトなどからも募集を行うことができます。

海外展開している求人サービスを活用することで、採用に関する情報や求人を発信したり、直接スカウトを行ったりすることも可能です。

外国人採用に積極的な企業という点に好感を持って、これまでとは違った日本人の応募もあるかもしれません。

人材会社に依頼する

最後は人材紹介会社の活用です。外国人労働者の急増を受け、人材紹介サービスも増加しています。例えば、ネオキャリアやパソナグループでは、国内外問わずに外国人の求職に力を入れているので、しっかりした基盤を持っている人材会社に依頼する事も有効的な策といえます。

SELECTでは、採用前のお悩み相談から、外国人の内定後も雇用終了時までフォローし続けるのでお気軽にお問合せ下さい。

まとめ

日本独特の魅力により、観光や就労問わず外国人から日本は注目され始めています。

外国人が国内で増加するにつれて、日本人も外国人を受け入れる準備をしなければなりません。

共存共栄する為にも、お互いが歩み寄る姿勢が重要であると言えます。

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